土地購入時の諸費用と自己資金について
これから注文住宅で家を建てようという方は、たくさん本やネットで情報を集めておられると思います。
間取りや内装や外観デザインなど調べれば調べるだけワクワク!!
でも、やっぱり資金計画のことが気になると思うんです。
特に住宅ローンとは別に、自分たちで用意しておく自己資金=頭金について、一体どこで必要なの??という方も多いと思いますので、今回は土地購入時点の諸費用についてご紹介します。
土地の購入時点で必要な自己資金
土地の購入の際に必要となる金額と内訳について
*土地購入費用=これは多くの方は住宅ローンをご利用されて購入されると思います。
ただし!!ただしです・・・・
土地購入時に一般的には手付金というものを払います。
というかほぼ確実に払う必要があるといえます。
金額は正直・・・・売主様次第・・・というか、売主様側の不動産業者次第・・・ともいえます。
イメージとしては、土地購入代金 1500万円だったら、手付金は100~150万円くらいではないでしょうか。
この手付金も含めた1500万円はもちろん全額、住宅ローンで借り入れできます。
ただし、この1500万円はあくまで土地の決済時に融資されるお金となります。
つまり、土地を気に入って買い付けの意思を売主様へ伝えて、土地売買契約する段階では自己資金を出す必要があります。
土地が決済されると、当初自分で用意した手付金分は手元に残るのですが、この手付金を払ってから決済までの
「一時的な期間」に関しては自己資金を出さなくてはいけません。
もちろん、売主様が「手付金は10万円だけでいいよ~」とか、「手付金はいりません」なんて、心優しいことを言ってくれる方がいればいいのですが。。。
まずかなり少数派だと思います。
というのも、この手付金は途中で土地購入が嫌になって解約を申し入れた際に相手側へ払う違約金にもなるため、多くの取引の際で手付金は必要とされます。
ですので「一時的」とはいえ、土地購入時に必要になる大きな金額があるということを知っておきましょう。
土地の決済時点で必要な自己資金
上記の手付金以外で主に必要な自己資金についてもご紹介します。
前回のブログでも紹介した銀行手数料や銀行保証料以外のものとしては、銀行と住宅ローンの契約を結ぶ際の「印紙代」。
土地の決済日を基準にして売主様と買主様で分担しあう「固定資産税・都市計画税の精算金」
土地購入時に不動産業者へ支払う「仲介手数料」
土地に対して必要となる登記「所有権移転登記」や「抵当権設定登記」など、必要な自己資金はいろいろとあります。
もちろん、これら諸費用は住宅ローンとは別に諸費用をローンで借り入れすることもできます。
ですが、できる限り自己資金は貯めれるだけ貯めておくべきです。
大切なのは無理のない返済であり、「建てることが目的」ではなく、「建ててからの生活を楽しむこと」が重要なのです。
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