円滑な家づくりの儀式とあいさつ
家づくりでご近所や建築会社へのマナー、しきたりはあるの?
そんな疑問をお持ちの方も多いと思います。
でも、円滑な家づくりには儀式やあいさつがつきもの。
費用も含めて一体どんなものがあるのか基本からおさえておきましょう。
地鎮祭の概要
地鎮祭とは、工事の安全を祈願する儀式。
工事の無事を祈るため、神主を呼んで一定の手順でおこないます。
神主への玉串料、米、酒、果物などのお供え物、祭壇のレンタル料、設営料などの費用がかかります。
5万円-8万円前後が多いのではないでしょうか。準備や後片付けを入れると約2時間ほどかかるとみておきましょう。
最近の傾向としては、お若い施主様ご家族はそんなに地鎮祭を希望されていなくても、施主様の親御様が強くご希望されるケースが見られます。
自分たちだけでなく、ご両家の親族の方にも、地鎮祭の開催については事前に相談をしておくことがベストです。
あいさつ廻り
工事が始まると、騒音やホコリで近隣に迷惑をかけることも多くなります。
工事着工前に工事期間などの説明や施工会社の紹介など、事前に確実におこないましょう。
施工会社だけであいさつ廻りをする場合が多いですが、施主様同行で廻る場合には、事前に担当者と打合せしておきましょう。
両隣や裏手、道路の向かいのご自宅など10件前後は最低でも廻るようにしましょう。
上棟式
建物の骨組みがはじまり、屋根の一番上に棟木が取り付けられたときにおこなうのが上棟式です。
通常は棟上は一日おこないます。
棟梁や応援大工など工事にかかわる人を一堂に招き、今後の工事の祈願をするとともに、もてなす会です。
記念写真を撮ったり、酒・米・塩を通し柱などにまいたり、簡単な飲食をその場でおこなうことが多いです。
また、工事関係者への祝儀・引き出物などを渡すことが多いので、目安は事前に担当者に確認をしておきましょう。
竣工パーティー
新築が完成して入居し落ち着いたら、友人や知人を招いてお披露目パーティーを開きましょう。
いただいた新築祝いのお返しを兼ねることになるので、パーティーでのおもてなしがお返しと考えてOKです。
一人当たり5000円程度を目安に品物を用意するとよいでしょう。
その他、転居のお知らせをするハガキ代の用意も忘れないように。
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