職人さんにも優しい現場が必要だと考えます
先日、友達の知り合い大工さんとお話しをする機械があり、そのときに聞いた話しが驚愕だったので、ご紹介。
その大工さんがお付き合いしている会社は年間数百棟もの新築工事を請け負う会社。
とはいっても一般のお客様からお仕事をさせてもらうわけではなく、不動産屋さんや大手ビルダーから仕事をもらういわゆる下請け業者さんです。
ですが規模は年間に数百棟は請け負う大手下請け業者さん、有名です。
森田建設では直接施工で下請け業者は使わないのですが、まあ下請けでもしっかりと工事をしてくれればいいのですが、その会社さん、徹底したコスト管理で有名でして。。。
というか、必要な箇所にすらお金をかけない。。。
たとえば、現場にトイレを置かない。。
えええええええ!!!!!!!!!!
驚愕です、、トイレのない現場なんて、、、職人さんは一日中トイレを我慢しろというのでしょうか。。
さらに、そういう大手下請け業者の現場では職人さんは厳しい工期で仕事をしており、工期に間に合わないと罰金という恐怖におびえながら仕事をするので、トイレへ行きたくてもコンビニに行く時間がない。。。
だからどこでするのか。。。現場!そう、現場の片隅でトイレをしているらしいんです。
ええええええええええええ!!!!!!!!!!!!
現場でトイレするって、、、幼稚園児じゃないんだし。。。
それはいかんだろうと話しをしたのですが、職人さんは「そんなんトイレを置かない会社や現場監督が悪い!俺たち生きてるんやからトイレぐらいしたくなる!罰金もあるし外にも行かれへんねんから仕方ないやろう・・・」
そんなことを現場で職人さんがしていたら、普通は現場監督の怒号が飛ぶと思うのですが、そんな数百棟も工事をしているので、現場監督も忙しくて現場を見に来ないらしい。。。
当然に近所からは悪臭や不衛生に対してクレームが起きるらしいのですが、職人さんたちは現場監督や会社に言ってくれの一点張り。
その現場監督は現場にはほとんど来ないで現場は大工さん任せ。
近所からのクレームが起きても無視。。。。。
最終的には何も知らずに笑顔で入居した施主様が後からご近所の方からクレームを言われ、入居早々肩身の狭い思いを強いられる。。。
ひどい現場だとこんなことは「日常茶飯事」らしい。
コスト管理も厳しいのもいいが、現場で作業する職人さんが普通に気持ちよく仕事をしてもらうための環境づくりをするのも工務店の重要な仕事なんじゃないかと思う。
こういうことが日常茶飯事の現場は職人さん同士もギスギスしていてお互い協力もし合わせないらしく、いい家が建たないとのこと。
小さなことだけども大切なことです。