建築確認ギリギリレベル以下もダメ!
先日、OB施主様よりこんなご相談を受けました。
「知り合いが近所で中古物件の売り家を見つけて内覧した際に、この物件は建築確認が無いと不動産屋に言われたのだが、問題ないのか?」
正直ビックリ!
建築確認が無いということは、完全な違法建築なんです。
まあ、駄目なことなのですが、かなり昔は建築確認を下ろさずに家を建てていた・・・なんて、聞いたことはあるのですが・・・
まだ築年数が浅い、そんな最近の物件で建築確認を取らずに新築するなんて驚愕です。
違法にもほどがあるというレベルですね。。。
もちろん違法物件は住宅ローンも通りません!
少し建ぺい率や容積率がオーバー程度なら許容範囲という金融機関さんもあるのですが、建築確認を取っていない最高レベルの違法建築なんてダメにもほどがあります!
そんな物件は、買ってから何が起きるか分からないから購入は辞めるべきだとアドバイスしました。
でも、そんな違法な建て方は最近ではかなり少なくなっているのですが、違法スレスレで、ギリギリ建築確認を通るレベルの構造強度や材料を選んだ新築は今現在かなりの数があります。
というか、そういうレベルの家が一般的に売られているんじゃないでしょうか・・・
悲しい現実ですが・・・
違法じゃないとは言え、それもどうかと思います。
大きな買い物となるマイホームは、ドキドキしながら住まなくてもいい、安心して住める住まいにしたいものです。
当たり前のことを話していますが、その当たり前が今の住宅業界では実現されていないので、あえて想いをお伝えさせていただきました。。。