ノン・ラグジュアリーな暮らし方
最近では、大きな敷地を持っている方でもコンパクトで小さな家を建てる方が増えています。
あえて「小さな家」を建てているという感じでしょうか。
一昔前までは豪華で、大きくて、ラグジュアリー感満載の家が好まれました。
・大きな装飾性の高い出窓
・豪勢なカーテンボックスやカーテン
・室内建具のケーシング枠
など・・・
「豪華さ」が家のステータスの一つでした。
しかし、近年の家は、大きさや豪華さで優越感や満足感を得られるという方はずいぶんと減ってきたように思われます。
むしろ、他人がどうよりも、自分自身の暮らし方に合った住まいをカタチにした家づくりが重視されているようです。
自分の生き方、ライフスタイルにいかにマッチしているのかを重要視します。
また、無理をせず、背伸びをせず、身の丈にあった住まいを建てたいという方が特に若い方を中心に多いと言えます。
モノへの執着や豊かさよりも、自分らしいライフスタイルが叶う家を建てたいという価値観の変化が起きています。
もちろん、そのようなシンプルすぎる暮らしは嫌だという方には合わない暮らし方かもしれません。
ただ、多くのものがレンタルや、電子データ化、またネット通販などの発達で、必ずしも常にモノを持つことが求められなくなってきた現代では、シンプルにノンラグジュアリーな暮らしが求められているのかもしれません。
これから注文住宅で家を建てたいと思う方は、まず自分はどんな暮らしをしたいのか?というのを、自分自身に問うてみるのも良いかもしれません。