POSTED ARTICLES

投稿記事

HOME > 社長ブログ > 階段は位置とカタチ、間取りへの影響を考慮する

階段は位置とカタチ、間取りへの影響を考慮する

2018-11-02
注文住宅アイコン

階段は第一に、各階をつなぐという機能面を重視して最適なものを選択すべきです。

 

特に小さな家だと、2階建てや3階建て等の複数の階になるため、その分、階段の存在感は大きくなります。

階段をデザインの一つにとらえ、また階段下のスペースをつかった収納や書斎スペースなど有効活用が見込まれます。

ただ、階段は何よりも各階への動線をつなぐという役割が一番に重要な要素ですから、日照条件や大きさにこだわる必要はなく、北側や家の中心などに設けるのが良いでしょう。

最近では、リビング内に階段を設けるリビング階段にすることで階段室のスペースを省略してしまう方法も人気のようです。

 

階段の種類は数多くあり、一般的な一直線の直線階段や、L字型の形状をした折れ曲がり階段、コの字型の形状をした折り返し階段、クランクのようにねじれたねじれ階段など多数あります。

それぞれデザインや勾配も異なり、またどの場所にどの階段を設けるかで、各階の間取りに大きく影響を与えるのも階段です。

 

建物の隅に設ける階段と、建物の中央に設ける階段では、各階の間取りは全く異なってきます。

それは、生活動線の良し悪しや、採光・通風にも大きな影響を与えます。

たかが、階段と思わず、間取りをプランニングする場合には、階段のレイアウトを複数パターンで検討していくことが、家づくりでは重要でしょう。