家具の占有率は30%以内におさめる
不要な家具は置かないようにして家具占有率を下げる努力をする
快適でのびのびした暮らしをするには、なるべく広いスペースを感じられる「演出」が重要です。
間取り意外にも部屋の広さを印象づける大きな要因が、家具の配置です。
どれだけ広い家でも、さまざなな家具が雑多に置かれていては、やはり狭く感じがちです。
逆に小さな家であっても、家具がスッキリと配置されていて、シンプルなつくりだと狭苦しくなく、コンパクトで快適な空間になります。
部屋の面積に対して、家具が占める割合を家具占有率といいます。
この家具占有率が30%を越えてくると、どんな大きな部屋でも狭く感じられてしまいます。
生活動線や家事動線にも支障を及ぼし、生活のしにくい暮らしにもなってしまいます。
対策としては、チェストやドレッサーの代わりに、大工造作などの造りつけの収納を活用して見たり、不要な家具は撤去するなど、家具占有率を下げる努力をしましょう。
どうしても、おきたい家具があるなど家具占有率を下げられない場合は、部屋の片隅に家具をまとめて配置したり、背の高さに合わせて家具を並べたりするなどで多少の印象は変わります。
実際に家具占有率が上がってしまう原因の多くが、前の住居から持ち込んだ家具が多いことです。
家具は大切ですが、前に住まいに合わせて買った家具が、新しい住まいにフィットするとも限りませんし、新居と同時に新しい家具も購入することが多いと思いますので、できるだけ家具は一新した方が、使い勝手もよく、また新居にあったデザインを揃えることもできるため、オススメです。