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セルロースファイバーの難燃性について

2018-11-15

セルロースファイバーには、難燃性を出すためにホウ酸換算では14%が混入されているのですが、人に対して大丈夫なの?と聞かれることがあります。

その安全性はいろんな研究機関で証明されていて、もちろん安全であるといえます。

 

ホウ酸は、微生物や昆虫には厳しく作用しますが、人間も含めて哺乳類の動物に対しては無害に近い微弱の毒性です。

身近なところでは、目薬や化粧品、消毒剤、食品保存剤などに使われています。

また、多くのお医者さんが、アトピー性皮膚炎の処置にホウ酸シップを使用しています。

 

無味・無臭で揮発性がなく、化学物質過敏症の方にもホウ酸は安全といえます。

揮発性のないホウ酸が含まれるセルロースファイバーで家を断熱したことで、そこに住む人が有害なる量のホウ酸を飲み込むことはありません。

万一、少量のホウ酸が体内に入っても、前に述べたとおり、哺乳動物の人間は、体内に必要以上は蓄積されず、尿と一緒に排泄されます。

以上のことから、ホウ酸は非常に安全性が高いものであると言え、セルロースファイバーを使用することも安全であるといえるのです。