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洗面台を2箇所設けるという選択

2019-07-25
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洗面所の役割とは、歯を磨いたり、うがいをしたり、手を洗ったりと実に多用です。

化粧や髪を洗うという方もおられるでしょう。

洗面所に求める役割は人それぞれ違うかもしれませんが、やはり無くてはならない場所だといえます。

それゆえに、洗面所の場所や位置も十分に家づくりの設計においては考慮したいところです。

 

たとえば、お父さんとお母さんは朝から仕事で、子供たちも学校へ行く家族がいたとしましょう。

仕事や学校によっては家を出る時間帯は多少は異なるかもしれませんが、洗面所で歯を磨いたり、顔を洗ったりする時間はおよそ同じような時間帯になるのではないでしょうか。

そうなると、どうしても洗面所はトイレ以上に同じ時間帯に人が集中して混み合います。

すると、作業も非効率になり、またお互いイライラとストレスを溜める事にもなります。

 

そうならないための解消法として、洗面ボウルが2つ横並びになった洗面カウンター等がオススメです。

メーカー品でもありますし、造作洗面台でもそのようなボウルが2つあるパターンは十分に可能です。

ただし、よくある1坪サイズの洗面所ではボウルを横並びに並べた洗面台は難しいかもしれません。

 

そこでもうひとつのプランは洗面台を別々の場所に2台設ける設計プランです。

ひとつは当然に洗面所へ設けますが、もう1台は2階の廊下や、リビングの片隅などに設けると良いでしょう。

こうすることで、洗面台での作業スペースが2箇所に分散されるため、洗面台付近に人が混み合うこともなくなります。

 

トイレを1階と2階で2箇所設けることは最近では珍しくありませんが、洗面台の2台設置はまだまだ珍しいかもしれません。

ただ、毎日のことであり、ストレスや作業効率など考えれば、2台洗面台設置プランもぜひ考慮してみる価値はあります。