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自然素材の木の家の資金計画と坪単価とは

2019-10-12
自然素材の家のリビング

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注文住宅で自然素材をふんだんにつかった木の家を建てたいという方が最近増えてきています。

無垢フローリングや、漆喰、珪藻土などの素材感を生かした家は時代の流行に左右されず、いつまでも素敵な家をデザインしてくれる点が魅力。

ただ、やはり気になるのが「資金計画」ではないでしょうか?

一般的な複合フローリングやビニールクロスをつかった新建材で建てる家に比べると、どうしても価格はアップしてしまいます。

では、費用としてはいくらぐらいを考えて予算組みをしておけば良いのでしょうか?

木の家の資金計画や、一般的によく耳にする「坪単価」について、お話ししていきたいと思います。

 

一言で「木の家」と言っても、実にまちまち?

木の家のリビング

自然素材をつかった木の家に憧れる方は多いのではないでしょうか。

自然であるがゆえにフローリングも一枚一枚でデザインが異なり、それがよりダイナミックなインテリアを作り出してくれます。

また、漆喰や珪藻土などの左官仕上げは職人さんの腕が表現され、無垢フローリングと同様に一つとして同じデザインがないのが、また魅力といえます。

 

しかし自然素材をつかった「木の家」と言っても、仕様も坪単価も実にまちまちです。

ちょっと自然素材を取り入れたいという方であれば、床を向くフローリングにして、それに合わせた造作カウンターやニッチ棚などで揃えて、あとは室内建具などは新建材を使用し、珪藻土壁紙などクロス系を内装仕上げにする方もおられるでしょう。

 

一方、無垢フローリングや造作カウンターなどはもちろん、室内建具や巾木や窓枠などの造作材にも無垢材にこだわり、内装材も漆喰や珪藻土のみで仕上げるという方もおられると思います。

こうなると、同じ自然素材をつかった「木の家」と言っても、全く価格は異なります。

たとえば、延床面積30坪2階建ての4LDKという一般的によくある間取りを参考にみても、量産クロスを全面に張るのと、漆喰を全面に塗るのでは100万円以上の差が出ます。

100万円の差が仮にあったとしたら延床面積30坪の場合だと、坪単価で3万円以上アップすることになります。

これに、床材や造作材、内装建具や外壁にまで自然素材をつかっていくと、坪単価で5万どころか10万以上の差がでることもあるのです。

 

ですので、一言で「木の家の坪単価はいくら?」という問いには、どこまで「自然素材を取り入れるか」で大きく異なるのです。

一言で「木の家」と言っても、実にまちまちなのです。

 

工務店によっても「木の家」へのこだわりは違う

このように一言で「木の家」と言っても実にさまざまあります。

そして、これまではお客様視点で「自然素材をどこまで取り入れたいか」ということで見てきました。

 

しかし、お客様の要望として「こんな素材を使いたい」や「こんな工法を取りれて欲しい」と言っても、工務店側が受け入れてくれない場合も多々あります。

「木の家」にこだわった工務店の多くでは、

「構造材は○○材」

「床材は○○産の無垢フローリング」

「外壁材には自然素材の○○を使用する」

という標準仕様がしっかりと決まっていて、「仕様変更はできない」という家づくりをする工務店が意外にたくさんあります。

(それだけ素材へのこだわりが強いと言えるのですが)

もちろん、坪単価もまちまちです。

50万円台から80万円台、100万円台近くも当然にあります。

雑誌やインターネットで坪単価が表示されていますが、それに惑わされずまずは「自分達が建てたい自然素材の木の家」とは、どんな家なのか、そこの意見をご家族で十分にまとめる必要があります。

意見をまとめないままぼーっと、雑誌やネットで見つけた自然素材・木の家を扱う工務店巡りをすると、各工務店ごとに予算の差がありすぎてパニックになってしまします。

大切なことは「自分達が建てたい自然素材の木の家」とは、どんな家なのかをまとめて、それを決めてから工務店巡りをすべきです。

 

木の家はどれも高いの?

木の家のリビング

では、木の家を建てる際の資金計画を考えていきたいと思います。

先ほどお話ししたとおり、木の家と一言でいっても実にさまざまです。

超こだわり派からお気軽に程よく自然素材を取り入れたい派までおられると思います。

 

では、自然素材をお気軽にほどよく使って予算も抑えた木の家づくりだと坪単価はいくらぐらいでしょうか?

お手軽に自然素材を取り入れた家を建てたいとなると、たとえば、床材は無垢フローリングでパインや杉にして、その床材に合わせた積層階段や造作カウンター、木の腰壁、内装はリビングの壁を漆喰塗りにするというプランだと、予算的には決して高くはなりません。

一般的な住宅に、プラス100万円もあれば十分ではないでしょうか?

たとえば延床面積30坪2階建て木造住宅の場合、坪単価52万円で一般的な家を建てる工務店であれば、上記のような仕様であれば坪55万円くらいで資金計画はおさまるでしょう。

 

さらに次のステップのこだわり派だと、室内建具も無垢材、巾木や窓台など造作材も無垢材、その他、外壁材や格子などにも木やシラスを使うなど自然素材をふんだんにつかっていくとさらに坪単価はアップしていきます。

構造材や断熱材、木材防腐剤なども自然なものを取り入れていくとさらにさらに坪単価はアップします。

 

このように上を見ていけばキリがないのですが、お手軽に自然素材を取りいれたいということであれば、けっして予算的に無理な金額ではありません。

木の家はどれも高いのか?

答えはNOなのです。

 

1日たった100円で叶える自然素材の家

木の家の階段

自然素材の家はこだわりだすと天井知らずでとても値段が高いですが、上手に予算調整すれば決して叶わない家づくりではありません。

では、どれくらいの予算で考えれば良いのか?

 

目安は、「1日たった100円だけ」。

1日100円の予算を見てもらえれば、自然素材の家は叶えられます。

 

どういうことか!?

一般的に多くの方は住宅ローンを組むと思います。

ローン期間は35年という方は多いのでないでしょうか。

35年ということは、日数になおすと、35年×365日=12775日となります。

先ほど「1日たった100円だけ予算をみてください」とお伝えしましたよね。

100円/日×12775日=1,277,500円になります。

 

つまり、上記で書かせていただいたお気軽に自然素材の家は目安として100万円の予算を基準でお話しさせていただきましたが、まさにその予算が「1日たった100円」で捻出可能なんです。

1日たった100円なら、無駄な買い物や出費をおさえれば何とかなりそうじゃないですか!?

1日たった100円で、やわらかな足触りの良い無垢フローリングにして、リビングの壁は真っ白な漆喰の壁に、アクセントで木を張った腰壁パネル、造作カウンターで子供たちは勉強をする・・・なんてことが叶うんです!

 

もちろんこだわり出せばキリがないですが、どうしても予算が限られる中で木の家を建てたいと思っている方なら、まずはこんなお気軽に叶えられる自然素材の木の家の実現から夢を追いかけてみませんか?

 

森田建設ではいつでもご来店いただき家づくりをご相談いただけます。

注文住宅で家づくりをご検討の方、また土地探しから始められている方から、どのようなご質問・ご相談もお受けしております。

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