建築確認申請後の電気配線の変更は可能か?
注文住宅で家を建てる時には、いろんなことを決めなければいけません。
間取りはもちろん、キッチンや浴室などの住宅設備機器、内装や外装・・・
そして実生活で重要な電気配線の計画などもです。
どうしても優先事項として間取りの決定や、住宅設備機器、内装や外装に打ち合わせも重視しがち。
電気のことは打ち合わせ後半になってからという場合も多いようです。
そうなると、どうしても急いで打ち合わせをしてしまい、後から電気配線をもっとしっかり計画しておけば良かったなんてことにも・・・
「建築確認申請を出した後では、電気配線の追加や変更はできないですか?」
と、聞かれることもよくあります。
答えは技術的には何も問題ないです。
棟上げ後であっても電気配線関係は多くは変更可能だといえます。
ただし、ハウスメーカーや工務店によっては、打ち合わせ決定後は一切変更を受け付けないという会社も多くあります。
打ち合わせ決定後も変更が続くと、現場への対応に追われてしまうからです。
ですが、これはハウスメーカーや工務店の立場から見るとそういう答えになるでしょう。
しかし、多くのお客様が家づくり初心者であり、図面一枚で電気の配線や位置・高さなどは想像できないのが普通です。
間取り上で打ち合わせした電気配線であっても、できれば最終的には現場を見ながら電気屋さんを交えて現場打合せの上、電気配線などの位置決めなどしたいものです。
なかなか、そういう対応までしてくれるハウスメーカーや工務店は少ないですが、済んでから
「ここにコンセントがあれば良かった」
「もう30㎝照明が左にあれば良かった」
といった後悔をしないためにも、家づくりのポイントポイントでそのような現場打合せでの対応をしてくれるハウスメーカーや工務店を選ぶことも注文住宅では重要でしょう。