階段は第一に、各階をつなぐという機能面を重視して最適なものを選択すべきです。 特に小さな家だと、2階建てや3階建て等の複数の階になるため、その分、階段の存在感は大きくなります。 階段をデザインの一つにとらえ、また階段下のスペースをつかった収納や書斎スペースなど有効活用が見込まれます。 ただ、階段は何よりも...
玄関には、靴を収納するという実用性とともに、ゲストを迎える入り口ということから、そのデザイン性も追及したいものです。 玄関は、家の第一印象をゲストへ与える重要な場所だといえます。 もちろん普段は家族が靴を脱いだりするため、実用性が重要なのは言うまでもありません。 しかし同時にゲストへ家に入った瞬間に好印象...
家の中での人の動きを示した動線を考えることは、快適な住みココチを実現するために不可欠ですが、合わせて考えておくべきことは「通路の幅です」。 人が正面を向いて歩くのに必要な幅は、一般的に55cm~60cmとされています。 そのため、二人が正目を向いたまますれ違おうとすると110cm~120cmが必要となります...
効率のいい動線を計画するのに有効なのが「まわれる動線」を設けることです。 つまり、まわれる動線をつくることで、動線の「重なりを回避」するのです。 たとえば、リビングからダイニング、キッチン、バスルーム、トイレ、洗面所などを一巡できるようにする方法です。 いわゆる【回遊式プラン】です。 リビング...
家づくりで動線を考える際には、同一階で、水廻りやリビング、お庭や玄関などへの動線を中心に考えると思います。 その際に、注意が必要なのが、同一階での動線はもちろん、複数階での立体的な動線です。 平屋の場合だと、そのような心配はいりませんが、多くの方が限られた敷地の中で建物を建てる計画をしていると思います。 ...
家づくりの間取りをつくる上で、まずはざっくりと、どの位置に水廻り、どの位置にリビングと、決めていくゾーニングをしますが、その後に考えるべきなのが、動線です。 動線とは、家族やゲストが移動する時の経路・道順のことです。 廊下と寝室のように部屋と部屋を結ぶ線だけではなく、同じ部屋の中においての人の動きも動線と言...
家づくりで、オープン対面キッチンや、吹きぬけ、玄関土間クロークなどと並ぶ人気の「ウォークインクローゼット」。 家づくりを考える方の多くが特に主寝室での採用に前向きなようです。 しかし、ここで「ウォークインクローゼットが必ず必要か?」ということを、いま一度検討いただけたらと思います。 ウォークインクローゼッ...
住まいの一般的な間取りのイメージといえば、まず玄関があり、玄関を入るとホール廊下があり、トイレや洗面所、リビングへの出入口があるというのが一般的でした。 ホール廊下は各部屋やトイレ、洗面所、LDKをつなぐ役割を果たし、それぞれを独立した空間にするため役立つ空間と言えます。 しかし、狭小地などで十分に余裕をも...
家を建てる時に、部屋や空間を用途や機能ごとに小分けにしていくと、どうしても狭く感じてしまいます。 ひと部屋あたりの面積が小さくなると、どうしても窮屈に感じ、狭ぜましい雰囲気になります。 そこで、それを克服するためには「壁や間仕切りを少なくして」広々としたオープンスペースをつくることです。 壁や柱を少なくす...
いくら家族といえども、一定の年齢を過ぎると適度なプライベートスペースは必要となります。 子供で言えば、独立した子供部屋です。 異性同士の兄弟はもちろん、同性同士の兄弟でも、やはりプライベート空間は必要になります。 しかし、完全に孤立してしまう子供部屋も考えものです。 いくらプライバシー性が求められるとい...
家づくりで間取りの作成は、楽しいものであり、また注文住宅の醍醐味でもあります。 ネットや雑誌にもいろんな間取りが掲載されており、参考にして自分自身の家づくりに役立てて見ようと思う方も多いでしょう。 ですが、間取りの作成を進めていくにあたっては、最初から詳細は決めるべきではありません。 “間取り作成は大から...
家を建てる際には、まずは間取り作成が基本のベースとなります。 そこが一番の重要で、それでいて楽しい作業ともなるからです。 一般的には間取りの考え方として、 「2LDKの間取りは欲しい」 「3LDK+納戸が欲しい」 という想定をすると思います。 そこから、さらに 「リビングは18帖は欲しい」 「主...