注文住宅?中古リノベーション?どちらがいい??
さて、これから住まいを購入するとあたって最近多いご相談が、「注文住宅」にすべきか、「中古マンション購入+リノベーション」にすべきか、というご相談があります。
いとことで言うと、ご想像の通り一長一短があり、注文住宅の良いところ悪いところ、中古マンションリノベーションの良いところ悪いところがあります。
ですので、それぞれの特徴をよく把握し、「自分自身の価値観で判断する」ことが重要です。
大切なことは「他人の暮らし方の価値観」ではなく「自分自身の暮らし方の価値観」で、良いか悪いかを判断すべきです。
「友達がこういっているから・・・」
「ネットにこう書いてあるから・・・」
という意見は、「参考にはすべき」ですが、それを根拠に「判断」はすべきではありません。
なぜなら、友達と、あなたの生き方やライフプラン、家族構成など、生活スタイルや暮らし方は同じではないからです。
たとえば、「マンションの方が近所づきあいはいらないから楽だよ」と、いってもいろんな見方ができます。
「家を持つならご近所さんと仲良く暮らしたい」と、近所のお付き合いを好む方もいるでしょう。
「マンションだと逆にあまり顔を合わせないがゆえに、上下階の騒音トラブルになったら問題が大きくなってから爆発する」
なんてことも聞きます。
注文住宅という一戸建てを持つと、将来の屋根や外壁の塗り替えなどの修繕費を溜めておかないといけないという考え方もあれば、修繕は自分の意思で決めることができるというメリットもあります。
マンションの場合は、毎月、修繕費を支払うので、確実に大規模修繕はおこなってもらえるということもいえますが、逆に必ず修繕費は徴収されてしまいます。
近年、管理組合と施工業者が裏を手を結び工事費の水増し請求などの事例があったことを考えると、マンションの場合は管理組合がしっかりしていないと、積み立てているべき金額はいつの間にか不足しているなんて自体もあるので、第三者の厳しい目があるかも重要です。
こうやって考えていくと、キリが無いほど注文住宅と、中古マンションリノベーションでは一長一短があります。
ですので、最初にお伝えしたとおり、いろんな意見をまずは聞く。
それはネットでも、新聞や雑誌でもいいし、友達や親の意見でもいいでしょう。
ただ、最終的にはいろんな意見を見聞きして、自分自身で判断することが重要です。