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住宅ローンの第一段階で調査すべきこと

2018-08-03

これから注文住宅で家を建てようと思い立ったら、土地探しや、間取りのことなんかが気になるかと思います。

「最寄り駅や沿線は○○がいい」

「3LDKの間取りで、ウッドデッキが欲しい」

など、ウキウキと楽しいことがどんどん浮かんでくることかと思います。

但し、多くの方が「マイホーム購入=住宅ローンを利用」されるかと思います。

いわゆる「資金計画」です。

どんな希望に合った土地が見つかっても、希望の建物を注文住宅で実現できたとしても、資金計画の目処が立たないと意味がありません。

まずは「資金計画」をはっきりとさせることが注文住宅の第一歩の重要なテーマです。

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住宅ローンの審査の対象とは

家を建てる上で住宅ローンは多くの方で必須のようになっているので、雑誌やネットを通して、どのような項目が住宅ローンの対象になっているかは、ご存知の方も多いはず。

みなさんがよくご存知なのは、

・年収

・勤務先

・勤務年数

・年齢

・家族構成

など、この当たりは想像できるかもしれません。

勤務先が上場企業なのか、公務員なのか、また会社の規模や業種、職種などが審査対象というのはわかりやすい項目です。

また、年収は、ボーナス有りなのか無しなのか、歩合給の割合や年俸制だと若干不利になるなどもありますが、やはり年収が高いほど借入可能額は増えます。

勤務年数はやはり長いほど安定感はありますし、年齢も若ければ有利になりやすいといえます。

 

ただ、こういった項目以上に住宅ローンで最重要な項目があります。

それが「個人情報」です。

 

個人情報とは

「個人情報」とは、今現在および過去数年間の間での借り入れ状況をデータベース化したものです。

主に、銀行や信販会社、消費者金融などでの借入状況がシステムで管理されています。

これは、いつ、いくら借入したのか等はもちろん、返済についても延滞をしたのかどうかも記録されています。

これは今現在だけの話しではなく、「過去」についても一定期間の分について記録が残ります。

この「個人情報」は、住宅ローンの審査をする際に一番重要視して審査対象となります。

そして、この個人情報の審査で引っ掛かりがあると、住宅ローンの借入が全くできないというパターンもあります。

 

個人情報が審査の「一丁目一番地」

住宅ローンの借入をする場合に、金融機関は上記のような年収や勤務先などの情報はもちろん、建物や土地の評価額など、物件の審査もおこないます。

しかし、一番重要な項目が個人情報です。

一番最初にチェックをするのが、個人情報であり、審査の「一丁目一番地」となります。

ここで、重要なのは、どこで借入したかも当然にチェックされるのですが、それ以上に「返済の延滞」をしていないのかを最重要でチェックされます。

特に「悪質な延滞」の記録があった場合には、どんなに素性が良くても、物件内容が良くても、一切の借入ができないというケースもあります。

 

・数年前にマイカーローンの返済が遅れた

・携帯電話を分割払いで購入し、携帯料金の支払いが滞ったことがある

 

など、借入に対して返済が遅れる、それが悪質であると判断されると、いわゆる「ブラックリスト」入りとなります。

こうなると、住宅ローンの借り入れは難しくなります。

ですので、これから注文住宅で家を建てたいと思った際に、現在または過去数年間で延滞した、あるいは延滞したかもしれない、という方は、ぜひマイホーム計画を立てる前に「個人情報」を調べて、問題がないかどうかを工務店なり、ハウスメーカーの担当者に確認してもらうべきでしょう。

数年かかってやっとの思いで理想の土地が見つかっても、建物計画が進んでいても、住宅ローンの目処が立たなければ、全てが無駄に終わってしまいます。

 

個人情報の取り寄せ先

自分の個人情報を調べたいと思ったら、まずは個人情報を取り寄せるなどをして、調査することができます。

但し、複数の信用情報機関がありますので、できればその全てで個人情報の取り寄せをおこないましょう。

主に下記の信用情報機関が有名です。

・全国銀行協会 https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/

・JICC https://www.jicc.co.jp/

・CIC https://www.cic.co.jp/

少なくとも上記3機関からは取り寄せしたいものです。