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ショールーム廻りは、ほどほどに

2018-08-24
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注文住宅で家を建てようとなった場合、工務店によってはキッチンやユニットバス、洗面化粧台やトイレ、フロア材や室内建具などが指定されている、あるいはメーカー指定があるという場合もありますが、多くの工務店では好きなメーカーから選べるというのが一般的です。

ですので、どのメーカーのどの商品にしようかと、ついつい悩んでしまうかと思います。

デザインや使い勝手はもちろん予算との兼ね合いもあり、いろんなメーカーのいろんな商品を、何度も何度も見に行くという方も多いかもしれません。

「毎週、数軒はハシゴしながらショールーム廻りをしている」

なんて方も、しばしばおられます。

 

しかし、家づくりをはじめた最初はそのフットワークの軽さから、どんどん廻っていくのですが、結果から言うと、多くの方が「ショールーム廻り疲れ」に陥ります。

家づくりのスタート時はテンションも高いので、疲れも感じさせないのですが、何度も何度も廻っては、工務店に見積もり依頼をし、金額を見て悩んで、またショールーム廻りを繰り返していると、やはり体力的にも精神的にも疲れが溜まってきます。

また、ショールームを廻りすぎて、一体何がいいのか?何がほしいのか?自分でもわからないなんてことにすらなる場合もあるのです。

イライラから夫婦喧嘩なんてこともあります。

 

家づくりは一生ものなので、一生懸命になるのは良いことだ思いますし、ぜひそのような前向きな姿勢で取り組んでいただきたいのですが、度が過ぎると家づくり自体が「苦痛」になってしまいます。

たのしい家づくりが「苦痛」になってしまっては、意味がありません。

 

そこで、ショールーム廻りの前には

・WEBカタログなどで事前リサーチをする

・知人などに「新居入居後」の器具の実際の使い勝手の感想を聞く

・キッチンやユニットバスには最大いくらまでなら予算を使うというように予算の上限の目安を家族で決めておく

 

あと、意外かもしれませんが、ショールーム廻りの時は「予約をとっていく」ことも重要です。

メーカーのショールームは、土日はもちろん平日でも意外かも知れませんが忙しく、予約無しで訪問するとスタッフが付き添いをしてくれないこともしばしば。

だらだらと自分達だけで見て廻っても見比べるポイントそのものがわかりにくいため、無駄な時間を過ごしてしまいます。

専門のスタッフに商品の説明や比較、使い方などのアドバイスを受けながら、ショールーム廻りをするのが良いでしょう。

そのためには「早めの予約」が重要です。

 

さて、これから注文住宅で家を建てるに当たって、こういったちょっとしたことですが、注意しながら家づくりを進めていくことが大切です。

たのしい家づくりのためにぜひ参考にしていただければと思います。