東南角地の土地にこだわらない
これから土地をさがして注文住宅で家を建てようと検討されている方にとっては、まずは「土地探し」は重要かと思います。
土地を探す上でいろんな条件があると思います。
最寄の沿線や駅、徒歩圏内か否か、小学校区、スーパーや病院などの施設の有無など、条件は上げればきりがないですが、どんな条件で探すかは個々の事情もあるかと思います。
そうして土地探しの条件でよくお聞きするのが
「南向き」や「角地」という条件です。
「南向き」だと一日中入りやすく太陽の光をたっぷり浴びれるメリットがあります。
「角地」だと2方向または3方向からの陽の入りがあり、また通風もとりやすいというメリットがあります。
特に南東の角地や、南西の角地だと、特にベストだといわれています。
しかし土地の良し悪しは何も方角だけでは決まりません。
北側道路陽の入りが悪くて敬遠されがちですが、逆に言うと一日中強い日差しが入りこまない静かな暮らしには最適です。
南向きは当然に日差しがきつく日射対策はかなり万全におこなわないと家の中が居心地悪くもなるからです。
また、北側道路に接道していると北側斜線や高度地区という斜線制限でも厳しい規制に比較的影響が少なくなるメリットがあり、理想的な形状の建物も建てやすくなります。
さらに南側道路や角地に比べて、土地購入費を抑える事ができ、建物工事に予算をまわす事ができるメリットもあります。
このように土地は「南向きや角地が一番」という発想は、絶対的ではないのです。
いろんな視点で考えていくと、土地の魅力というのはまた違って見えてきます。
特に予算に限りがある方にとっては、注文住宅という「建物」にこだわりがある方が多いと思います。
こだわりの「建物」を叶えるためにも、土地の購入で抑えれるところは見方を替えることで抑えていきたいものです。、
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