住宅ローンの抵当権設定登記の税金について
家づくりにかかる税金の基礎知識
「抵当権設定って何?」
「抵当権設定にはお金が発生するの?」
このように思っている方は多いのではないでしょうか。
多くの方が家を建てる際は住宅ローンを組みますので、その際に抵当権設定というものが必ずあります。
どういった登記で、またどんな税金がかかるのか?
そこで今回は住宅ローンの抵当権設定登記の税金について紹介します。
□「住宅ローンを組むと抵当権設定登記は必ず必要」
多くの方が住宅を建てる際には、住宅ローンを利用すると思います。
どこの銀行で住宅ローンを借りるにしろ、必要な登記のひとつに抵当権設定登記があります。
これは万が一、住宅ローンの借主がローン返済できなくなった場合に、土地や建物を処分して貸したお金を銀行などが回収できるようにするための登記です。
住宅ローンを融資した銀行側の都合による登記ではありますが、登記費用は全額、住宅ローンの借主であるみなさまが払わなければなりません。
□「抵当権設定登記にも税金がかかる」
この抵当権設定登記には登録免許税という税金がかかります。
税額は金額×税率で計算します。
借入金額により税金も変わりますし、複数の金融機関から借入していれば、それぞれに対して抵当権がつくため、登録免許税もそれだけ必要になります。
税率の本則は0.4%ですが、住宅には軽減する特例もあります。
居住用建物を取得するための債権で、その建物の条件が床面積50㎡以上なら、税率が0.1%になります。
□まとめ
今回は住宅ローンの抵当権設定登記の税金について紹介しました。
抵当権設定登記というのは、ビジネスで触れる機会もそう無いですし、家を買うとき以外はなかなか耳にしないため難しく感じます。
しかし、住宅ローンを組んで家を建てる場合は必ず必要になる登記ですので、税金面も含めて豆知識は頭の中に入れておきたいものです。
今回ご紹介した住宅ローンの抵当権設定登記の税金についての記事をぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
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