こうすれば浴室は快適になる!
毎日の疲れを癒して、心身をリラックスさせるのに欠かせない浴室。
気持ちよい入浴時間は、心も体もリフレッシュしてくれ、次の日もイキイキ快適な生活にさせてくれます。
そんな浴室は家を建てる際にもぜひとも快適なスペースに設計をしてもらいたいものです。
昔は床や壁、天井をそれぞれ現場で作り上げる在来工法でしたが、最近の浴室は床や壁パネルなど出来上がったものを現場で組み立てるユニットバスが主流です。
しかし、そのユニットバスでもいろんな工夫、設計ができます。
注文住宅で家を建てる場合、ユニットバスであっても浴室はぜひ快適に計画を立てていきましょう。
浴室を快適にするポイント
広さ
昔は0.75坪サイズが多かったのですが、最近の主流は1坪タイプ。
小さなお子様と一緒にお風呂に入ったり、介護などをお考えでしたら洗い場の広い1.25坪サイズの浴室も検討しましょう。
明るさ
通りや隣家などの外部からの視線を遮りつつ、大きな窓で光を取り入れたいものです。
目線を遮るためにもブラインドをサッシ内臓タイプも含めて検討しましょう。
暖房
冬場の浴室はユニットバスとなった今でもやはり寒いものです。
浴室が寒いと、入浴時に急激に血圧が上がり脳卒中などの原因にもなりカラダにもよくありません。
入浴前には湯気により室内を暖めるか、暖房システムを入れて暖かい状態で入浴できるようにしましょう。
安全性
滑りやすい浴室内では、すべりにくい床材を採用したり、手摺なども取り付けると良いでしょう。
高齢者の親族がいる場合などでは緊急の通報ボタンなども設置すると良いかもしれません。
また浴槽内にも滑りとめなどを施すとさらによいでしょう。
設備
快適な入浴タイムのため、また経済的な視点からも節水型のシャワーや多機能シャワー、半身浴タイプの浴槽、マッサージ機能のあるジェットバスや浴室テレビなど、設備は入浴時間を充実させてくれますので、お好みに合わせて選択しましょう。
景観
浴室の窓の外には木などの植栽などを植えて小さな坪庭にするのもよいでしょう。
眺めが良い立地なら思い切って2階の浴室で眺望を楽しむのもいいかも。
浴室出窓をつければ、植栽等を窓辺においてインテリア性を高めることもできます。
どうでしょうか、浴室と一言で言ってもいろんな視点で設計、仕様を検討することができます。
パネルや浴槽の色決めだけではなく、注文住宅のメリットを十分に生かして設計を楽しみながらプランニングするのもいいでしょう。