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ムシムシした湿気にさようなら!?

2020-08-31

木の良さは温かみのあるインテリア性や、見た目の落ち着き感などデザイン面が注目されがちですが、木の魅力は機能面でも非常に優秀なんです。

そんな機能面の魅力の一つに、調湿性があります。

 

構造材だけではなく、フローリングだけでなく壁や天井など内装材に木をつかうその調湿性の魅力をみていきましょう。

 

「木は呼吸している」と、よく言います。

これは何も人間のように空気を吸ったり吐いたりしているわけではありません。

周囲の湿気や温度に応じて空気中の“水分”を吸ったり吐いたりしているのです。

これを“木は呼吸している”と言います。

いわゆるこれが調湿しているという意味です。

 

この木の調湿性についてですが、これは何も森で育っている木に限った話ではないんです。

つまり、私たちが普段目にする無垢フローリングや羽目板などの内装材と形を変えてもなお、この調湿機能は維持されるのです。

 

この無垢フローリングや羽目板などの内装材は、夏場の湿気が多い時には空気中の水分を木が吸い込み膨張し、逆に冬場などの湿気が少ない時には木に含まれる水分を放出して収縮するということをおこないながら、湿気を調湿してくれます。

たとえば8帖の部屋の天井板にスギやヒノキを使用すると、湿度の変化に合わせて1リットル以上の水(水蒸気)を吸い込んだり、はき出したりするんです。

 

まさに木をつかった家は「調湿性能抜群の呼吸する家」と呼べます。

梅雨のジメジメした空気も、冬の過乾燥による肌荒れや窓の結露も、無垢の木を使うことで、“さようなら”できますよね。