注文住宅がベストなマイホーム購入の選択肢!?
注文住宅がベストなマイホーム購入方法なのか!?
それとも分譲住宅こそが最良の選択肢なのか!?
これから家を買おうと検討している方にとって、とても悩ましい課題だといえます。
家を建てよう、マイホームを購入しようと考えた時に一戸建ての場合は、大きく分けて二つの購入方法があるといえます。
一つ目が注文住宅で家を建てる。
もう一つが、分譲住宅で家を建てる。
この大きな二つの選択肢のどちらを選ぶかで家づくりのスタートからゴールまで、大きな違った道をたどります。
まずは、注文住宅の場合はどうでしょうか?
多くの子育て世代のはじめてマイホーム購入希望者様は、土地を持っていない方が大半でしょう。
もちろん、親と一緒に実家を二世帯住宅にする、親から土地を相続した等の理由で土地購入をしない方も一部おられると思いますが、80-90%近くの方は土地から購入して注文住宅という流れだと思います。
ですので、まずは土地を選ぶことから始まります。
注文住宅の場合は、この土地選びを自由におこなうことができる点がメリットです。
希望する最寄り駅であったり、土地の大きさや方角、小中学校区やスーパーなどの商業施設の有無、自然豊かな環境なのか都市型の便利な環境なのか、、、
これら土地に関する選択肢がすべて自由である点は注文住宅のメリットといえます。
ただし、必ずしもすべての希望が整った土地を購入できるかは、また別問題です。
というのも、全ての希望が整った土地はあるが、希望通りにしようと思うと予算オーバーになってします。
また、希望の土地はあるが、それが分譲業者の建築条件付きのために希望のハウスメーカーや工務店で注文住宅を依頼できない。
このように注文住宅の場合に、多くの方が悩むのが、「建物の計画」というより「土地の購入計画」です。
分譲業者は立地を最重要に考えて土地仕入れをおこなうので、分譲業者と一般の方を比べると、やはり分譲業者の方が土地仕入れはより良い場所を仕入れれる可能性が高くなります。
ということで、注文住宅派の方は家づくりにおいて最も重視するのが「立地条件を含んだ土地」よりも「希望の建物を建てる」ことに主眼を置いている方が多いので、土地探しの条件に関しては、ある程度柔軟性を持った条件にて土地を探していくことにしましょう。
多少、土地の形状が悪い、方角が悪い、敷地の大きさが少し小さいなど、土地のマイナス条件に関しては、建物の設計で解消できることは解消して、できるだけ「希望の建物を建てる」ことを重要視することが大切になります。
分譲住宅派の方と同等の条件で土地探しを始めると、まったく土地が見つからずに「家づくりが嫌になる」ことになるので、注文住宅派の方は土地探しは優先順位は第2位で、建物を優先順位1位として家づくりを考えていきましょう。
さて、一方の分譲住宅派の方はどうしょうか?
分譲住宅派の多くの方は建物第1優先ではなく、「立地条件を含めた土地」が第一優先として考える方に向いています。
というのも、分譲住宅の会社は建物にこだわるというより、人気のエリアなのか?小中学校区はどこなのか?スーパーや公園の有無は?大きな区画数の分譲タウンをつくることができるか等を重視して土地仕入れをおこなうからです。
個性的な建物を建てたい、他では目にしない個性的な建物を設計したいと、分譲住宅会社に依頼しても、いくら自由設計とは言っても対応してもらえる可能性が低いです。
多くの分譲住宅では自由設計なだけで、仕様は一定のオプション工事を含めた中で選択し、あとはカラー打ち合わせのみという場合が多くを占めます。
建物に関してこまかな設計や詳細な打ち合わせなどには対応できないのが、分譲住宅のデメリットと言えます。
あくまで分譲住宅を選ぶ一番の理由は、一般ユーザーでは探せないような土地であったり、大型分譲地を造成販売できるなど「土地条件を一番に考える方向け」といえます。
このように家づくりにおけるベストな選択肢とは人によって異なるといえます。
建物にこだわりたい方には注文住宅が選択肢となりますし、立地条件を含めた土地にこだわりたい方には分譲住宅という選択肢がベストな選択となるでしょう。
ですので、必ずしも注文住宅がベストなマイホーム購入の選択肢とは言えないのです。
自分にとってマイホーム購入の一番重視するものは何なのか?
まずはそこから考えていくことが重要になります。