親から資金援助を受けて家を購入する
2022-07-23
家を建てる資金計画の中で、自己資金・住宅ローン以外に資金を準備する方法として「親から援助を受ける」という方法があります。
この場合に注意することがあります。
それが「贈与税」について。
相続時精算課税などの非課税措置もありますが、制度により期限があったりするので、ここではそういった税制優遇策以外の方法を2つご紹介。
①親と建物を共有する場合
親と建物を共有する場合は、資金を負担した割合に応じて、それぞれの持分比率として登記すれば、贈与税は払わなくて済みます。
ですので、マイホームの半分を親が資金援助してくれたのに、100%自分の持分であるという登記をすれば、親から贈与があったとみなされて、高額な贈与税対象とみなされます。
②親からローンで借りる
2つ目は、親からローンで借りる方法です。
この場合、返済の事実があればあ、贈与税がかかりません。
もちろん貸し借りや通帳による返済の履歴など、証拠はしっかりと残しておくことが重要です。
このように親からの資金援助は気軽にできる反面、しっかりと手順を踏んでいないと、贈与税の対象となりますので、注意しましょう。